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投稿者:tamio

Windows10 Windows searchの挙動がおかしい

内蔵 HDDをSSDに換装されたお客様から「検索ができない」とヘルプコール。

旧内蔵ドライブを外付けUSBドライブとして繋げてあるのだが、どうのそのドライブのインデックスと、新しい内蔵SSDのインデックスが、混乱している模様。

外付けドライブを取り外せば、まともな挙動になるのだが、つなぐとファイル検索ができなくなってしまう。(検索結果無しになってしまう)

外付けドライブも自動バッアップ用に日常的に繋いだままにしておきたいので、これは困る。

インデックスファイルを削除して作り直したりしても、外付けドライブをつなぐと、とたんにインデックスファイルが破壊されてしまい、検索結果が、外付けドライブしか表示されなくなってしまう。

SSDなのでWindows search自体を無効にしても(したほうが)良いという説もあり、無効にしてみると、検索は正常になる。

しかし、検索を実行するたびに「インデックスが実行されていないので、検索に時間がかかる可能性があります。クリックしてインデックスを有効にしてください…」というメッセージが、毎度毎度表示されるため、お客さんが、うっかりクリックして、まだ検索結果がおかしくなる。

こうなると、Windows searchサービスの停止という作業をしなければならなくなり、まことにユーザーフレンドリーでない。

ググってみると、「今後この表示をしない」という選択肢があるかのような記事もあるのだが、バージョン違いなのか、その選択肢はない。

おかしくなる原因になっている外付けドライブ(旧内蔵ドライブ)を、一旦フォーマットしまうしかないか、、、。

お客様の許可を得て、外付けドライブをフォーマットしたところ、Windows searchをオンにしても、問題なく挙動するようになったようだ。

よかったよかった。

投稿者:tamio

Windows update後パソコンが起動しなくなる

2019年の6月に買ったばかりのパソコンが、起動すると白い点がくるくる回るアニメーションが何時間も続いているだけで、そこから先に進まなくなってしまったというご相談。

DELL inspiron 3277 AIOという機種。

保証期間内なので、まずはご購入されたお店に、ということなのだが、ご本人の話によると、店まで持って来いと言われても、このでかいパソコンを抱えて地下鉄に乗って行けというのかと、おまけに、預けた後受け付けるまで2週間待ちの状態だという。

もうどうしていいのかわからない。

とのご相談。

結局お預かりしてリカバリーしてみたのだが、Windows update を行うと、その後の再起動で必ずハングアップしてしまう。

ググってみてもなかなかそれらしい情報が手に入らず、何かドライバーの類に相性の悪い奴がいるのだろうと目星をつけて、Windows update が自動更新されてしまう前に DELL update を実行。ところが死ぬほど動作が遅くて思い通りに動いてくれない。

バックグラウンドでWindows updateが動いてしまっているのを止めたつもりなのだが、ちゃんと止まっていない模様。

結局DELL update が完了していないうちにWindows updateの再起動がかかってしまったりして、またハングアップ。

一旦こうなるとリカバリーするしかない。

都合3回リカバリー作業を行い、最終的に、Windows updateをすかさず止めて、DELL update を実行。その次にWindows updateを行い、再起動。

やった!無事起動。

どうやら原因はDELLのドライバーのどれかが新しいWindows updateに非対応だったことのようだ。

DELLのドライバー類も最新の状態。Windows updateも最新の状態になったところで。やれやれ終了。

と、思ったら、それでは終わらなかったー!

DELLのBIOS の updateがあります、というので、んじゃやるか。と update作業を行ったところ、何と、再起動後、dellのロゴ、Windowsのロゴの後画面が真っ暗になってハングアップ!

1時間待っても起動しないので電源ボタン長押しで強制電源切断。再度電源投入しても同じ。

ということで、4度目のリカバリー作業をすることに。

結局、dell update 、BIOS update、プリインストールされていたNortonセキュリティのアンインストール、など、一通りやった上でWindows updateをかけても、100%再起動時にブラックアウトで停止する症状であることが、6〜7回リカバリーを繰り返して確定。

最終的に、検索→msconfig で「System Configuration」ツールを起動し、「サービス」タブ、「□Microsoftのサービスを全て隠す」にチェック、Nortonとdell以外を無効にし、さらに、タスクバー右クリック→タスクマネージャー→スタートアップの、アプリ群を全て無効にしてからWindows update を行ったところ、無事再起動成功!

どうも起動中のサービスが邪魔してWindows updateが失敗していたのが原因のようです。

あとは、先程無効にしたサービスとスタートアップアプリのうち必要と思われるものを有効にして再起動。無事起動!

なんとか解決させることができました!

教訓。

Windows updateでトラブったらドライバーの更新を試すべし。

そして、それでもダメな時は、起動中のサービスのどれかが邪魔してWindows update が失敗している可能性があるので、Microsoft以外のサービスを停止してupdateをかけてみるべし。

なお、操作を間違うと起動しなくなってリカバリーしなければならなくなるおそれもあるので、ご相談ください。(*´ω`*)

なお、リカバリー作業を行うと、起動ドライブに保存されているデータは消されるので、クラウドに保存しておくか、バックアップを外部のドライブに行う習慣を!

追記

この機種はCPUがPentiumという、ちょっと(かなり)処理能力の低い、しかし低価格のものが搭載されています。

ここでMicrosoftに一言言いたい。

Windowsのユーザーインターフェースは、処理能力の低いパソコンでは本当に良くない。良くないよ。本当に。(大事なことなので2回言いました)

とにかく、今この待ち時間は何なのか、直前のクリックが受け付けられたのか、無視されたのか、もう一回クリックすればいいのか、待つべきなのか、全くわからない状況が起こりがちで、あれ?いまクリックしたよな?しなかったっけ?と思ってもう一度クリックすると二重に起動されて、ますます処理が遅くなって、散々待たされた挙句、ウインドウが二つも三つも開いて、どれ本物でどれが開き過ぎたやつかわからなくなり、しかもそのままハングアップに陥るというルーティーン。

Microsoftの謀略としか言いようがない。

ちゃんと処理能力の遅いパソコンでも、「待っててね」という意図ぐらいはまず伝えられる処理を実装してほしい。

無理なのかなぁ、、、、

投稿者:tamio

PowerPointが起動しない

USBメモリの中にあるデータが開かない。別のパソコンでは開くのに。見にきて欲しい。

というご依頼。

調べてみるとUSBの中は正常に表示されています。

試しにpdfファイルがあったので開けてみると正常に開きます。

別のファイルはどうか、と、PowerPointのファイルを開けてみると開かない。

セーフモードで起動しますか?

とくるので、「はい」とやっても「いいえ」とやっても「メモリーまたはシステムリソースが足りず、起動できません。」となります。

メモリーは8GB、HDDは1TB中760GB空き。とてもリソース不足とは思えません。

Windowsの再起動直後1回は(随分時間がかかって)起動しますが、2回目からは同じエラー。

これはUSBの問題ではなく、Office 2013側の問題ですね。

ということで、スタート→設定→アプリと機能から、Microsoft Office 2013 Home & Business の「修復」を実行。

クイック修復では回復せず、ネットワーク修復(時間がかかります)を実行。

およそ1時間かかってやっと修復を終了し、起動してみたところ、同じ症状!(涙)

Windowsを再起動して、もう一度PowerPointを起動すると、なんとか起動。ところが、Microsoftアカウントにサインインしろとメッセージ。

パスワードをお忘れだったので、再設定。

無事サインインして、終了、かと思いきや、このアカウントは無効とのメッセージ!え?PowerPointが起動している画面の右上には、すでにサインイン済みのこのアカウントが表示されているというのに?

仕方なくキャンセルして、PowerPointの画面の右上のアカウント名から、サインアウトしてサインインし直してみたら、おー、今度は無事に入れました。

なんだ、さっきは二重ログインみたいな状態になってただけなのね。

一旦PowerPointを終了。

再び問題のきっかけになったUSBに入っているPowerPointデータを開いてみます。

うーん、遅いぞ。

なにやってんだ?

タスクマネージャーを見ても、PowerPointは0%!え?どゆこと?

CPUを使ってるのは、タスクマネージャーとスーパーセキュリティぐらい。ん?スーパーセキュリティ?ん?あやしいな、、、と思っているうちに、バックグラウンドに「メモリまたはリソースが不足して起動できません」のメッセージが隠れてました。あちゃー

困りました

こうなったら完全にアンインストールしてからインストールし直すしかないかとおもいましたが、ふと思い直して、困った時のGoogle先生。

Microsoftのコミュニティに、そのものずばりのQ&Aがありました。

https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/power-point-2013/2cf97946-ed24-450c-b7e3-c3c6bc6860d6

やっぱりスーパーセキュリティが犯人ぽい。

保護→高度な防御→アプリケーションを例外に追加で、

c:¥program files¥microsoft office 15¥root¥office15¥powerpoint.exe

を追加。

ついでにwordとexcelも追加しといてやれ。

再びデータを開く。

無事オープン!

ところが、ライセンス認証されていないとメッセージ。むむ!

ライセンス認証にアカウント、パスワードを入力すると、「このアカウントは、このOffice製品に関連付けされていません」という例のメッセージが!

サインアウトして、サインインし直してもまだ出る!

なんでやー!さっきはうまくいったのにー!

そこで、webブラウザからMicrosoft Office公式サイトにサインイン。

すると、使用されてきたOffice 2013 Home & Businessが出てこない。えー、登録されてないのー?出てくるのはOffice365の購入を促すメッセージばかり。おかしい!

ライセンス認証が出来ない場合、プロダクトIDを入れる必要があるのですが、ライセンスカードを紛失されており、手詰まりに。どちらにしてもOffice2013のサポートは今後打ち切られることになるので、この際Office365に変更することに。

契約をして、Office2013はアンインストールして、Office365をインストール。

「すぐに完了します」の割には長いぞ。約40分でインストール。

早速起動。素早い!

アカウントに!マークが付いているので、サインアウトして、サインインし直したら、無事オッケー!やったぜ!

USBのデータもバッチリ開きます。あー良かった。

投稿者:tamio

Appleを騙る迷惑メールにご注意を

Appleを騙る迷惑メールにご注意ください。

差出人を表示させると、Appleと全然関係ないメールアドレスです。

途中までしか見えないのでコピーしてメモ帳に貼ってみると全体が見られました。

nole23sap-7426188cee8e9c3417b49f41d97b73a5@incloudescorp.com

などという、部分的にそれっぽい文字を紛れ込ませてある、縁もゆかりもないアドレスでした。

ログインを誘ってパスワードを盗み出す目的のメールですので、絶対にリンク先に進むなど触ってはいけません。

迷惑メールマーク(その機能があれば)をつけて削除しましょう。

投稿者:tamio

Amazonを騙る迷惑メールにご注意を

こんなメールが来ても、慌ててリンクをクリックしたりしては、絶対にいけません。

よくリンクを見れば、amazon.comではなく、amazonncoonnzzjpp.comという、デタラメなアドレスになっています。

また、差出人のアドレスを表示させてみると、

と、amazonとは無縁のアドレスになっています。

amazon以外からamazonのアカウント管理に関するメールが来ることはあり得ません。これは、ウイルス感染や個人情報漏洩などを狙った迷惑メールです。

迷惑メールのマークをつけて削除しましょう。

投稿者:tamio

Androidスマフォで CLEARTEXT NOT PERMITTED というエラーが出てページが開けない問題

私のサイトがスマフォで開けない、というご連絡をいただき、調べたところ、私のサイトがまだhttp://になっていたため、Android 9(Pie) から、HTTPS通信しか許可されなくなったために拒絶されていたことが判明しました。

ClearText というのは 暗号化されていない平文という意味だそうです。

http:// というのは従来のWebサイトを公開しているサーバーとの通信手順で、Hypertext Transfar Protocol の略です。普通の平文で通信を行います。パスワードや個人情報が平文で流れるので、通信を傍受されると個人情報やパスワードが漏洩する危険性がありました。

https:// というのは、httpを暗号化して通信する手順のことです。httpに暗号化通信機能を追加して、情報漏洩を防ぐ機能を実現したものです。Hypertext Transfer Protocol Secure (Security) の略です。

世の中、https://の時代なんですね。

というわけで、私のサイトも2019/5/13からhttps化しました。

投稿者:tamio

WordPressにログインできているのにダッシュボードに404エラーで入れない症状の対処メモ

WordPressのダッシュボードに入れない、という症状。

メインで作業を行なっている MacBook 上の safari では何の問題もなく入れていたので、しばらく気づかなかったのですが、iPhone の safari からログインしてみたら、404エラーが出ていることがわかりました。

思い当たるのは、サーバーの移転時に、SiteGuardというセキュリティプラグインを外して、移転後改めて入れたことぐらい。

ただし、サーバー会社(heteml)の機能に WAF の ON/OFF スイッチがあり、これが SiteGuard を自動インストールするようなのだが、手動でインストールしたSiteGuardと衝突している模様。

一旦SiteGuardを削除し、WAFのスイッチをOFFにした後、ドキュメントルートディレクトリと、wpディレクトリのそれぞれの .htaccess の SiteGurad関連の記述を削除。

その後、WAFスイッチをON。

それだけではSiteGuard プラグインが自動インストールはされないようだったので、SiteGuard をインストール、有効化。

無事、従来通りのログインができるようになった。

—追記

クライアントの環境で、サーバーの対応だけではどうしても404エラーが改善されないケースがあり、念のために、とEdgeからChromeにブラウザを変更していただいたところ、無事ダッシュボードに入れるようになった。

投稿者:tamio

Webサイトのメンテナンスもやってます

いくつかのWebサイトをお預かりしてメンテナンスしています。

お恥ずかしい話ですが、市会議員の任期中だった時に、お預かりしているサイト管理がやや手薄な状態になっていた隙を突かれ、サーバーに侵入されて、マルウェアを仕込まれる改ざん被害にあったことがあります。

お客様からの通報を受けて気づくという体たらく。顔から火が出るような思いで、緊急に対応しました。

あらためてセキュリティ対策の重要性を思い知らされました。

ホームページは作ったものの放置状態になってしまっている、という方、乗っ取られていないか、チェックされた方がいいかもしれません。

どうしていいかわからないときは、とりあえず<お問い合わせ>のページからご連絡ください。